大会概要About
テーマ:
わかる、伝わる、つながるソーシャルスキル-SSTで新しい時代を拓こう日 程:
2023年12月16日(土)14:00~17:00・12月17日(日)9:30~17:00会 場:
石川県地場産業振興センター(金沢市鞍月2丁目1番地)
https://www.isico.or.jp/site/jibasan/
地図はこちら大 会 長 :
菊知 充(金沢大学 精神行動科学講座教授)
実行委員長 : 加瀬 昭彦(医療法人積愛会横浜舞岡病院院長)
副実行委員長: 角田 雅彦(石川県こころの健康センター所長/発達障害支援センター所長)プログラム
大会長講演(9:40~10:20)
演者:菊知 充(金沢大学 精神行動科学講座教授)
座長:角田 雅彦(石川県こころの健康センター所長/発達障害支援センター所長)「発達障害の特性を理解した関わりを目指して」
SSTは、社会的スキル向上を通じて、発達障害の人々の生活を改善する可能性があり、二次障害の予防にも寄与する可能性があります。その一方で、発達障害においては一般化が難しく、さらには指導に過剰に適応する傾向があり、高い目標設定の中でストレスや不適応になる可能性があります。発達障害を理解し、適切な支援を提供するため、生物学的な成り立ちの違いについての我々の研究成果 を紹介します。
副会長講演(10:30~11:10)
演者:安西 信雄 (SST普及協会副会長、帝京平成大学大学院臨床心理学研究科)
座長:加瀬 昭彦(医療法人積愛会横浜舞岡病院)「SSTを一歩前へ-協会創立30周年に向けて仲間と取り組んでいる挑戦」
過去にわが国へのSST導入、診療報酬化等に関わった経緯を手短に述べ、現在協会が取り組んでいる出前講座委員会やオンラインジャーナル委員会の活動などについてお話ししたい。また研究法入門講座や面接技法セミナーなどの取り組みも紹介したい。これらは創立30周年を迎えるSST普及協会の新たな発展を目指して協会の仲間とともに取組んで来たものである。今後もみなさんとご一緒に「SSTを一歩進める挑戦」を続けていきたい。
自主企画(11:20~12:00)医師層対策委員会
演者:天笠 崇(静岡社会健康医学大学院大学)
植田 俊幸(鳥取県立厚生病院・精神保健福祉センター)
角田 雅彦(石川県こころの健康センター所長/発達障害支援センター所長)
高橋 恵(北里大学北里研究所病院精神科)
今後の精神科医療の担い手である若手医師にSSTの魅力を伝えようという医師層対策委員会主催の企画です。若手医師の質問にSST経験豊富な医師が答える形の発表です。SSTに出会ったきっかけやSSTの活用法、SSTの学び方などを紹介したいと思います。若手医師の質問を通して、あらためてSSTの魅力を再発見してみませんか?SSTに関心のある初学者から経験豊富な方まで多くの方の参加をお待ちしています。
企業セミナー(12:10~13:00)共催 中島映像教材出版
演者:中島 太一(中島映像教材出版)「訪問服薬・心理教育プログラム HOPEのご紹介」
訪問型服薬心理教育プログラムHOPEは、在宅にて訪問看護を利用しながら療養をしている患者さんに、服薬についての正しい知識とスキルを持っていただくための教育プログラムです。この度、SST普及協会の会員有志によって、インターネットを活用した服薬教育のためのシステムを開発しました。いつでもどこでも服薬教室が行えます。本日は、そのシステムの内容と開発に関わる様々な経緯、使い方などについて、詳しく説明いたします。
支部交流会(12:10~13:00)
進行:河岸 光子(医療法人欣助会 吉祥寺病院)
増田 直子(医療法人社団健仁会 船橋北病院)
下川 泉(医療法人社団健仁会 船橋北病院)
久しぶりの対面開催となります。事前アンケート(コロナ禍の支部活動で工夫したこと、支部が抱えている課題と他の支部に聞きたいこと、夢・希望・目標、今後の支部交流会に期待すること)の結果報告、支部紹介の後、自由に交流いただく時間を設けます。全国11支部が集う貴重な機会です。今後につながる充実した時間になればと思っております。お会いできることを楽しみにしております。
パネルディスカッション(14:30~16:30)
司会:丹羽 真一(福島県立医科大学会津医療センター)
演者:池淵 恵美(土田病院・ひだクリニックお台場)
安西 信雄(帝京平成大学大学院臨床心理学研究)
片柳 光昭(せんだいG&Aクリニック)
渉里 さやか(医療法人欣助会 吉祥寺病院)
小山 徹平(東新宿こころのクリニック)
村本 好孝(株式会社ここから)
生きづらさを抱える人々の生きる力を強めることのできるSSTの工夫をみんなで考えましょう。
一般演題・口頭形式(13:30‐14:30)
1.「わかる」ソーシャルスキル 座長:野末 浩之(うしおだ診療所)
1)はじめてSSTにふれるスタッフの方へのSSTの説明
演者:丹羽 真一(福島県立医科大学 会津医療センター 精神医学講座)
2)デイケアのSSTが活性化する!VRを用いたSSTの実践報告「FACEDUO」
演者:木村 尚美(医療法人社団宙麦会ひだクリニックお台場)
3)訪問服薬・心理教育プログラム(Houmon Psycho-Education on Medication Program:HOPE)を使用した実践報告 パート3
演者:橋本 俊英(社会福祉法人明清会)
4)発達特性のある子供たちの社会能力を高めるSST
演者:白潟 光男(一般社団法人 彼方)
2.「伝わる」ソーシャルスキル 座長:佐藤 珠江(埼玉精神神経センター)
1)こころの元気サポーター養成講座の紹介~できることを増やす旅~
演者:麻生 佳孝(群馬県立精神医療センター)
2)アンケートを活用した更生保護施設におけるSST実践
~アンケートを有効活用するための試み~
演者:林 史学(津保護観察所)
3)服薬教室メンバーの病気の理解について―セッションの学びを継続するためには―
演者:渉里 さやか(医療法人社団欣助会 吉祥寺病院)
4)「誰でも参加できるSST」のNPO法人化とこれから
演者:品田 秀樹(NPO法人SST交流会(長岡SST 交流会))
3.「つながる」ソーシャルスキル 座長:千葉 裕明(三木メンタルクリニック)
1)末広橋病院で行っている発達障害を対象としたソーシャルスキルトレーニング
演者:山﨑 真彦(医療法人敬愛会末広橋病院)
2)VRを使ったSSTが就労SSTにもたらしたもの
演者:石井 和子(就労支援事業所Co opus)
3)リワーク支援プログラムでのSSTの活用
演者:藤田 聡子(青森障害者職業センター)
4)就労移行支援事業所利用者におけるSSTを通じたソーシャルスキルと
パーソナルリカバリーとの関連に関する検討
演者:松宮 千士里(パーソルダイバース株式会社)
一般演題・ポスター形式
(奇数番号:テーマ「実践研究」 責任滞在時間11:00-11:30)
(偶数番号:テーマ「調査研究・ツール開発」 責任滞在時間13:00-13:30)
1)アフターコロナの小中高生向けSST
演者:佐藤 史教(岩手県立大学看護学部)
2)総合病院NICU/GCUに勤務する職員を対象に行ったSSTの効果研究―参加後の語りから―
演者:齊藤 千里(山梨県立中央病院 新生児内科)
3)実地とオンラインツールの活用を組み合わせたSST実践者養成研修の試み
演者:片柳 光昭(せんだいG&Aクリニック)
4)大学生の被害妄想的観念に影響する要因
演者:村上 元(札幌なかまの杜クリニック)
5)「FACEDUOを活用した就労準備訓練~デイケアにおけるJob Finding Club」
演者:加瀬 昭彦(横浜舞岡病院)
6)自閉スペクトラム症の子どもと保護者に対するタブレット版ロールプレイテストの開発
演者:柴田 貴美子(埼玉県立大学保健医療福祉学部)
7)SST-VR体験会の実践:オートエスノグラフィをとおした質的研究
演者:村松 秀樹(一般社団法人SST普及協会会員 南関東支部)
8)精神疾患を持つ人々の社会生活目標達成のために
ICF(国際生活機能分類)モデル準拠「強みと弱さ評価尺度」のパイロット調査から
演者:天笠 崇(静岡社会健康医学大学院大学)
9)アフターミーテイングの工夫―スタッフのアセスメント能力を高めるために―
演者:渉里 さやか(医療法人社団欣助会 吉祥寺病院)
10)社会生活スキルトレーニング(SST)に関わっているスタッフの意識に関する予備調査(I)
演者:増田 直子(船橋北病院)
前日講座
認定講師スキルアップ研修(12月16日(土)14:00~17:00)研修委員会
対象者:認定講師・初級研修会の講師/コリーダー/スタッフの経験者及び予定者本研修では、今後改訂予定の初級テキストについて解説します。本研修の対象者は、初級研修を担当する講師やスタッフの方々です(認定講師には限りません。講師・スタッフとして関わったことのある方、今後関わる可能性のある方、ぜひお申し込み下さい)。
本研修では、具体的に改訂されたテキストのポイントや、新たに作成された担当講師用のマニュアルなどを紹介し、現行の初級テキストとの違いとともに詳しくお伝えいたします。演題募集期間
2023年9月1日(金)~2023年11月5日(日)23:59まで日本精神神経学会 精神科専門医単位について
本学術集会は、日本精神神経学会 精神科専門医更新単位の対象学会となっております。(専門医更新取得単位B群3単位) 学術集会終了後に、学会事務局より参加者のお名前を(社)日本精神神経学会に提出致します。受付時に会員証をご提示下さい。日本作業療法士会 生涯教育基礎ポイントについて
生涯教育基礎ポイント希望者は、参加証明書類(領収書や名札等)を用い、WEB自己申請をしてください。参加登録:事前登録期間
2023年9月1日(金)~2023年12月11日(月)大会参加費
会員 非会員 当事者 家族・学生 事前登録参加 6,000円 7,000円 1,000円 3,000円 当日参加 7,000円 8,000円 前日講座 5,000円 ※オンデマンド配信について
参加費をお支払いいただいている方には、プログラムの一部になりますが、配信を予定しています。後日詳細は参加者にお知らせします。※詳しくは「事前参加登録」ページをご確認ください。
連絡先
SST普及協会 第27回学術集会 in 金沢 運営事務局
〒104-0045 東京都中央区築地2-3-4-9F
杜陵印刷株式会社 内
E-mail:27gakkai@jasst.net
Tel:03-3547-9664 (平日9時~18時)
Fax:03-3547-9684後援団体一覧
石川県
石川県医師会
石川県家族保健福祉家族会連合会
石川県精神保健福祉士会
石川県臨床心理士会
一般社団法人石川県医療ソーシャルワーカー協会
一般社団法人石川県介護福祉士会
公益社団法人石川県栄養士会
公益社団法人石川県看護協会
公益社団法人石川県作業療法士会
公益社団法人石川県理学療法士会
日本精神科病院協会石川県支部
金沢市
金沢市医師会
金沢保護観察所
一般社団法人富山県作業療法士会
富山県公認心理師協会
富山県精神科病院協会
富山県精神保健福祉士協会
日本精神科看護協会富山県支部
一般社団法人福井県医師会
一般社団法人福井県作業療法士会
一般社団法人福井県社会福祉士会
福井県公認心理師・臨床心理士協会
福井県精神保健福祉士協会
日本精神科病院協会福井県支部協賛団体・企業一覧
石川医療器株式会社
医療法人青樹会青和病院
医療法人積愛会横浜舞岡病院
医療法人社団浅ノ川桜ヶ丘病院
医療法人社団澄鈴会粟津神経サナトリウム
医療法人社団松原会七尾松原病院
医療法人長久会加賀こころの病院
医療法人明仁会かないわ病院
大塚製薬株式会社
株式会社エラン
株式会社金剛出版
株式会社マスターキー
社会医療法人財団松原愛育会松原病院
社会福祉法人金沢市民生協会ときわ病院
鈴木管工業株式会社
住友ファーマ株式会社
セントラルメディカル株式会社
ヤンセンファーマ株式会社
吉富薬品株式会社
緑心会砺波サナトリウム福井病院